2015年4月1日水曜日

メンテナンスって大事です。

2年前に手に入れて一時期はいつでもそばにあった物がパキッと音がして壊れてしまいました。年明けにはすでに限界で、さてどうやって処分しようかと考えたり、いやまだイケると歪んだ部品を元に戻したり、調整が必要だったのに、メンテナンスをつい先伸ばしてしまった私。ついに今日、その日が来ちゃいました。部品交換したら1週間程度で直るそうです。部品代と送料込みで3000円と結構お高め。また面倒を起こす予感はしますが、まいったと言うまで(機械なのでしゃべりませんが(笑))使い倒して私も根負けしないぞ!と誓いました。

イマイチな1日の始まりを楽しい明日に変えたいと思ったら私の場合は、気になり具合の大小に関わらず以前の作品を紙を変えて作ることにしています。手順は覚えていますから、音楽でも聴きながら集中して作るだけ。約1時間程で物作りという風が、こだわりとモヤモヤした心を覆う厚い雲をゆっくりと流してくれます。

クラス中に「先生どう思います?」といろいろなお悩みを相談されることがあります。作品のアドバイスは及第点はもらえるだろう私でも、お悩みに対して上手な答えが浮かばない時も多々あります。そういう時は、ひとまず作っちゃいましょうかと言っています。はぐらかしているわけではありませんよ。作品が出来上がる頃までに答えは必死で頭の中で考えておきます。でも、作品が出来上がるとほんのりブルーだった生徒さんのお顔も笑顔に変化。私の答えは特に必要でない場合が多いかもしれません。

「先生、不思議ですね〜。出来上がったら、ちょっと気分が楽になりました。」

こんな時は、あえて私の意見は言わずにお見送り。今日も生徒さんの笑顔が見られて良かったと思います。
ヴィエン先生は自己紹介で作品を作っているときの生徒さんの笑顔が見るのが好きという一文を書き添えています。私もそれを受け継ぎたいと思っています。
DIYって幸せなお仕事なのかもしれませんね。

そうそう、身の回り品やお道具、自分の心のメンテナンスも怠ってはダメと気がついた1日でした。